今回はLINEスタンプをiPhoneで作る方法を紹介します。
iPhoneだけでイラスト自体を仕上げるのは簡単なのですが、マーケットにアップロードするのって結構大変なんですよね。
実は私が結構苦労しました。
パソコンを持っている方は、アップロードだけはパソコンでやってしまった方が楽ちんです。
だけど、iPhoneだけで全部やりたい!という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回はiPhoneオンリーでのアップロードに至るまでの一連のやり方を説明します。
アップロードまで完了させるまでに行う工程は4つ、最低限取るアプリは3つです。
今まで挑戦したくても、よく分からなくて諦めてしまった方は、このページの流れに沿ってぜひ挑戦してみてください。
LINEスタンプをあげるまでにしなくてはならない4つのこと。
おおまかに分けると4つしか工程はありません。
①イラストを描く
②描いたイラストを透過する
③イラストをリサイズする
④ラインクリエイターズマーケットにスタンプを登録する
iPhoneでイラストを描く
様々なアプリがありますが、私がオススメしたいのは「 アイビスペイント X」です。
アイビスペイントX – お絵かき イラスト ペイント 無料 アプリ
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LINEスタンプでは、全部で42個のイラストを用意しなくてはなりません。
メイン画像1個
サイズ:240×240px
フォーマットpng
トークルームタブ画像1個
サイズ:96×74px
フォーマット:png
スタンプ画像40個
サイズ(最大):370×320px
フォーマット:png
アイビスペイントXでは、手ぶれ補正があるので、多少プルプルしてしまっても、なめらかな線に変更してくれます。
それでは、さっそくアプリを開いてみましょう。
今回は簡単な説明になります。
もっと詳しい使い方を確認したい方は、下記記事から確認できます。
以下のページが出てくるので、ここで「マイギャラリー」を選択します。

私の場合、作ってある作品があるので作品が表示されますが、初期は何もありません。
ここの「+」で新規作成が出来ます。

サイズを選びましょう。
LINEスタンプ用のサイズがあるので、それを選択します。

新規作成すると画像作成画面が出てきます。
最低限、ペンの太さと色さえ選べれば絵は描けます。

自由に絵を書きましょう。
タッチペンがあるとかなり描きやすいです。
今回はキャベツ君に登場してもらいました。
右下の「BACK」を押すことで、アプリ内に保存されます。
「作業を戻す」ボタンではありません。
間違ったと思って、BACKボタンを押してしまっても保存されてしまうので、押す際には気をつけましょう。

BACKを押すとマイギャラリーの画面が出てきます。
アプリ内には保存されていますが、この後の透過作業でカメラロールから画像を引っ張ってくるので、カメラロールへ保存する必要があります。
カメラロールに絵を保存する時には下記の共有ボタンを押して、iPhone本体に画像を保存します。
保存する際には、フォーマットを選択する画面が出てくるので、PNG形式にするのを忘れないでくださいね。

イラストを透過する。
LINEスタンプに登録するイラストは背景が透過されている必要があります。
描いたイラストを透過させるには「 合成写真 合成スタジオ」が使いやすいです。
合成写真 合成スタジオ-写真の合成と背景透過画像を作成できる写真切り抜き加工アプリ!
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アプリを開くとこのような画面がでます。
「レイヤー」を選択し、「ライブラリから」を選んで先ほど保存した画像を選びましょう。

画像を選ぶと以下の様な画面が出てくるので、右上の「完了」ボタンを押します。

その後出てきた画面の絵をタッチするとこのように、「切り取り」が出来るようになります。

「切り取り」を選択すると、下記のような画面になるので、「自動削除」を選びます。

「自動削除」では大きい方の赤丸中央部分部分と同じ色(似た色)が透過されます。
薄いピンクやベージュだと、一緒に透過されてしまう場合があるので、その時には「修復」してください。
連続している範囲が透過されるので、線で囲われていると同じ色でも透過されません。
「ま」や「は」といった、◯で囲まれいる部分の透過も忘れないようにしましょう。
きちんと透過が出来たら、「完了」します。

「レイヤー保存」を選べばカメラロールに透過されたイラストが保存されます。
別のボタンで「保存」というものもあるのですが、私はそれで保存すると、絵が小さくなってしまいました。

透過したイラストのサイズをリサイズする
複数の写真をまとめて自由なサイズにリサイズできることから「 バッチリサイズ」をオススメします。
バッチリサイズ – 複数の写真をまとめてリサイズ
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画像を開くと画像一覧の画面になります。

「レモン」の画像が3つ並んでいますが、見ての通り、最初に「アイビスペイント」でラインスタンプのサイズで絵を描いても、透過をするとサイズが大きくなってしまいます。
一番右が、最初に「アイビスペイント」で描いたものです。
まだ透過がされていません。
真ん中は、透過後のイラストですが、サイズが大きくなっていますよね。
(黒背景が透過された部分になります。)
これを一番左の370×320に戻す作業をします。
上記「画像一覧」の画面のサイズ部分をタップすると、「リサイズ一覧」が出てきます。
「+」を押して、新しいサイズを設定します。
私の画像は既にサイズを設定済ですが、初期の段階では、LINEスタンプ用のサイズはありません。

メイン画像(240×240)、タブ画像(96×74)も忘れないようにしてくださいね。
基本的に「強制」の部分にはチェックを入れなくてもきちんとリサイズ出来ますが、うまくリサイズされない場合は、チェックを入れれば確実にその大きさにリサイズされます。

その後画像一覧の中からリサイズしたい画像にチェックをいれ、右上の矢印ボタンを押せば、リサイズした画像をカメラロールへ保存できます。

出来上がったイラストをラインクリエイターズマーケットにアップロードする。
ここからがiPhoneだとちょっと大変な作業になります。
リンク
LINE Creators Market。
既に登録済みの方は「マイページ」へ、まだの方は上記リンクより「新規登録」してください。

スタンプを作る時は、まず新規登録で、自分の個人情報を埋めていく必要があります。
完了したら「スタンプ管理」よりさっそくスタンプを登録することが出来ます。

LINEスタンプは基本的に英語入力になっています。
英語で情報の入力し、「Japanese」を追加するすることで、日本語のタイトルや説明を書くことができます。

ちなみにPCでの登録が基本なので、iPhoneでは画面を縮めることができません。
この画面のまま右へ左へとスクロールさせるので、とても見難いです。
コピーライト等もしっかり埋めていきましょう。

スタンプのタイトルや説明等の入力が完了したら、スタンプ画像を登録していきます。
ZIPフォルダーで一気に保存することも出来ますが、PCもしくはiPhoneアプリを使用することになります。
その際には画像に「名前」を一つずつ付けていく事になり、また更にアプリを使用することになるので、ここでは1つずつアップロードするやり方を紹介します。
※アップロードボタンが表示されないという方は下記記事を御覧ください。
まずアップロードボタンを押します。

フォトライブラリから選んで、自分で作った画像を1つずつアップロードしていきます。
リサイズ済みのものをアルバムで分けておくとやりやすいです。

プレビューを見れる場所があるので、確認することもできます。
私のメイン画像は既読スルーに厳しい「きのこちゃん」です。

イラストを全て登録したら、画面右上に出てくる「審査」ボタンで審査をします。
審査ボタンの画像も用意したかったのですが、私は今、審査にかけている段階のため、画像を撮りそこねてしまいました。
申し訳ありません。
審査が通れば、無事ラインクリエイターズの仲間入りです。
以上がiPhoneだけでLINEスタンプをつくるやり方でした。
長くなってしまいましたが、今回も閲覧していただき、ありがとうございました。
追伸☆無事に承認されました。
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