こんにちは。
前回、前々回と、社長の脱税の内部告発についてお話をしてきました。
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私が不思議に思ってしまったのは、小さなラーメン屋とかでも脱税で捕まることがあるのに、億を動かすような不動産屋のうん千万単位の脱税が野放しにされてしまうのか?ということ。
証拠だって見せたのに。通帳と申告書を調べれば簡単に分かるはずなのに。
何故2年も音沙汰がないのか?何故、税務署は動かないのか?
内部告発者は基本的に「怨恨」である。
私が言うのもなんですが、確かに私はそこまで正義感が溢れる人間ではないのです。
社長が私たち従業員にとって、恩返しをしたくなるような振る舞いをしてくれている社長だったら、私はこんなに躍起にならなかったかもしれません。
私の気持ちの中に、社長を嫌いだという思いが絶対的にあったから、社会的制裁を下して欲しかったんです。
世の中にはもちろん、正義感のある立派な方も居ると思います。
だけど、内部告発に限らず、外部からの通報においても、元従業員だったり、嫌な思いをしたお客様だったり、別れた女だったり…怨恨による告発が多いのではないかと思います。
実は税務署へのタレコミって、税務署からすると珍しくないようなのです。
怨恨だから動かないということではなく、
いくらどんなにヤバい証拠を持っていても、それが大きな証拠であろうとも、「内部の人間しか知らない」情報ですぐには動けないですよね。
告発者からしたら、「早く動けよ!」となりますが、冷静に考えたら、動けるわけがない。
それはある意味、私たち告発者を守るためでもあるからです。
内部の人間しか分からないはずの情報を税務署が調べるには、それなりの手順が必要になってきます。
もちろん裏取りも必要だし、事実確認も必要です。何か立ち入るための「根拠」が無くてはならない。
じゃないと、「誰かがチクった」とあからさまにバレバレになってしまいかねません。
内部告発にしろ、通報にしろ、通報者の個人情報は対象者に明かされることがあってはいけません。
だから、2年以上経っても何も起こらないのだと、私は信じたい限りですが、ぶっちゃけ上記の発言は建前も入ってます。
というのも、次の見出しで。。
税務署は3年泳がせるの?
脱税の内部告発を私がしてから、2年以上が経ちました。
ところが、税務署はそこから「3年泳がせる」というのをチラホラ聞きます。
それは、例えば私が提出した証拠と申告書にずれがあるかを確認するためだったり、会社の挙動を見たりするためだそう。
いや、でもね、私は「税務署が内部告発者を守る為にも―」なんて言ったけれど、正直「いやいや、早くやれよ」と思ってますよ。
だって私が出した証拠の通帳や、社長が申告してない家賃売上の家賃表は、過去数年分まで遡ってコピーをとったんですもん。
3年泳がせなくたって、過去10年以上やってる奴は今年も来年も再来年もやるってばw
過去の資料と通帳コピーと申告書を照らし合わせれば、過去の申告が嘘であることは分かるでしょうに。
然るべき所が然るべき対処をなかなかしてくれないっていうのは、こちらとしてもイライラしてしまいますね。
地域ぐるみで隠蔽?そんなのあるの?
私個人的な見解としては、あるなんて証拠は無いけれど、ないという証拠もない、というところです。
税務署へ内部告発をしたのにも関わらず、国税庁へも告発をしたのは、私がこの街を疑ったからです。
下手したら県さえも疑ってしまうレベル。
というのも、この会社の役員共はやけに顔が広いのです。
議員と知り合いだったり、社長も税務署長と飲みに行っていたり。
私は過去の仕事の絡みから、汚い議員達を直接見てきています。
もはやこの街に、この県に、何かを訴えても無駄なのではないかと諦めかけています。
じゃなかったら、ブログにこんな事を書こうなんて思いません。
どこで誰が見るか分からないブログで、こんな事を書くのは、もはや地域というものに疑いの目を向けてしまったからです。
その裏で「さすがにそんなわけはない」とも思ってるんですよ、一応。
言ってもただの金があるだけの中小企業の不動産屋です。
何か国を大きく動かすような、誰もが知っているような社長でもないし、悪い言い方をしたら、社長やこの会社が潰された所で、日本という国が大きく傾くとも思えない。
県や街が大きく傾くとも思えない。
悪いけど、大家さんが変わってくれれば、借主の人も喜ぶでしょう。その位傲慢な貸主なのですから。
私に個人的な苛立ちが含まれてるので、荒々しい文面になっていますが、何が言いたいかと言うと、お役人の方が揃って社長の悪事を隠蔽してあげても、彼らにメリットなんて無いのです。
だから、もう少し待てば、何かしらの結果が出ると願いたいし、私もこんな思いを抱えてるなら、本来とっとと辞めるべき。
私が会社を辞めずに証拠集めをしている時に思うのは、「人に恨まれる様なことをするべきではないな」ということですね。
社長脱税シリーズについて
社長脱税シリーズは、実はあと3つあります。
脱税シリーズというよりは、違法シリーズになってしまいますが、「行政監察編」「警察庁編」そして「文春編w」です。
行政監察と警察庁に関しては、かなり近々の出来事なので、どうなるかは分かりませんが、一旦そこまでの行動を記事にして、私も落ち着こうと思っています。
様子見です。良い報告が出来れば良いのですが…….。
精神論のような話になってしまいますが、怒りの感情ほど疲れるものってありません。
実際私はヘトヘトです。
社長が違法行為を続けてる、だからそれをきちんと報告した、それだけなのに。
内部告発経験者の方なら分かるかと思いますが、どうしてか、告発後、妙な不安や自責の念に駆られませんか?
別に悪いことをしてるわけでもないのに。
その不安が、バレたらどうしようという不安なのか、自分も知っていたわけだから犯罪加担になってしまうのかという不安なのか、なんなのかは分かりません。
自責の念に関しては、もっと分かりません。いわゆる「チクリ」という行為が卑怯に思えてしまうのか、裏切りに思えてしまうのか、一体何なのか。
だけど、長いものに巻かれようとしなかった自分を少しは褒めてもいいんじゃないかと、少し自分を励ましています。
仮にこのまま何事もなく、社長が延々と悪さを続けてても、私はやれる事はしたつもりだし、仕事において、相手方にご迷惑を掛けるような行為だけはしないように心掛けてます。
たまーに、社長の会社だから知らねっと投げ出したくなってしまうこともありますが、それをしてしまったら、自分も同類な気がして。
悪く言えば、私は郷に入っても郷にうまく従えない。
プラスかマイナスで言ったら、マイナスになるような事を記事にしている私は、今、納得のいく生き方をしてるとは言えないのです。
もう私も、それなりにいい歳になってしまいました。
せっかく掲げた「人生は一度きり」というテーマのブログを、楽しいものにしたいので、頑張りたいと思います。
今回は大分、私のきたない部分も見せてしまいましたが、伝えたいのは、「内部告発をしたい皆さん、負けないで!一緒に頑張ろう!」という思いです。伝わりにくっw
それでは、今回も閲覧して頂き、ありがとうございました。
コメント
脱税、はやく調査されるといいですね