イラスト特訓8「人の全身像の描き方」

メディバン(MediBang)
この記事は約5分で読めます。

こんにちは。
今回もイラストの特訓です。

イラストはiPhone版アプリのメディバンを使ってます。

メディバン
[nlink url=”https://nonbiri.saa0616.com/medibang/” title=””]

今回はアイビスペイントも使ってみました。

アイビスペイント
[nlink url=”https://nonbiri.saa0616.com/ibis/” title=””]

後述で詳しいお話をしますが、アイビスは手ブレ補正がしっかりしているので、ペン入れに使って、色塗りはメディバンといった具合に、ダブル使いするといいかもしれません。

前回は、顔の表情の特訓をしました。

[nlink url=”https://nonbiri.saa0616.com/illust-face-hyojo/” title=””]

今回は「全身像の描き方」の練習をします。

身体の作りが分からない人が描いた絵はこうなる

デジタルに描き直す気もないので、そのままアナログで描いたものを載せます。

1

これは、私が「なんとなく」で描いた絵です。

ぎこちない、バランスのおかしな絵ですよね。

そもそもとして、人体の構造が分かっていない私が、全身像(しかもしゃがんでいる)を書こうなんて無謀だったのです。

想像力を広げてみても、これ以上の想像は広がらず、このような絵になってしまいました。

人の全身を描く時のバランス

人の全身のバランスなんて分からないので、こちらのサイト様を参考にさせていただきました。

萌えイラストを描きたい!プラス様
【体の描き方(基本編)】これから絵を描き始める人へ その5

普段の三次元での生活において、人間の体のバランスというのは、8等身が美しいとされていますよね。

最近は9等身なんて人もいたりしますが。

私はイラストだからこそ、顔は小さくモデルのようにするほうがバランスが良くなるのだとおもっていましたが、基本的にイラストでは、 6等身がバランスのよい体型になるようです。

2

ウエストと肘の位置、股と手首の位置が一緒になります。

そして、太ももとヒザ下の長さは大体同じくらいで、ヒザ下を長くするとスタイルが良くなります。

なるほど。
これを頭に入れていきながら、絵を描いていけば良いのですね。

絵を描くことに慣れてくれば、いちいちこのアタリを描かなくても自然に全身像が描けるようになってくるそうです。

私は良く動画などでも絵の描き方について、勉強をしているのですが、人それぞれ、全身のアタリの取り方って違うんですね。

アタリの取り方も、自分なりのものが定着してくれば良いなと思っています。

浴衣の女の子を描き直してみた

一番最初にご紹介した、アナログイラストの女の子。

あまりにも酷すぎますね。

体のバランスの勉強をしたところで、描き直してみることにしました。

まずはアタリから。
6

私にとって、「しゃがんでいる」という絵面自体が、細部まで想像出来なかったので、フリーの画像を見ながらアタリをとっています。

次にラフ。
7

浴衣は独特な格好なので、服を着せていない状態で、ラフを描いてみました。

そして、ラフの2枚目。
浴衣を着せます。
8

この時点で納得していない点が多々あります。

目元や手、足など。

私はこのまま修正を後回しにして、先に進んでしまいましたが、ラフの時点で極力丁寧に描いたほうが良いような気がします。
(理由は後ほど)

そしてペン入れと色塗り。
9

すみません。
ペン入れレイヤーと色塗りレイヤーを統合させてしまったので、ペン入れのみのレイヤーがなくなってしまいました。

私はペン入れの時点でも、色塗りの段階でも、パーツごとにレイヤーを分けています。

すると、例えば顔の角度を変えようと思った時に、各パーツ毎に変える必要性が出てきてしまいます。

それが大変で、一気に統合して一枚にまとめてしまったのです。

でも、よくよく考えてみれば、そういうことにならないために、次のステップに移る際には 納得してから先に進むことが大切なのだと感じました。

ラフも丁寧に、ペン入れも丁寧に。
そうやってきちんとしていかないと、後で修正をしたいときにしんどい思いをします。

全身像を他にも描いてみた

2枚ほど、立ち姿の全身像を描いてみました。

3

小さな棒人間を1番最初に描いています。

私はまだ、イマイチ全身のイメージを掴めていないので、いきなり大きなサイズで描くよりも、まずは小さい棒人間を描いてから、それを拡大させていっています。

4

バランスや絵の上手さを置いといたとして、線がブレブレなのが、本当に気になります。

メディバンにも手ぶれ補正はあるのですが、ガッツリ補正はしてくれません。

なので、ふと思い立って、アイビスペイントで描き直してみることにしました。

アイビスペイントとメディバン、どっちが使いやすい?

ちょっとオマケ。

先に結論を言ってしまうと、どちらが良いかは本当に人それぞれかと思います。

色塗りをする時や、トーンを使いたい時はメディバンの方がやりやすいように感じますが、それは私がメディバン慣れをしていることもあるからです。

ただ、圧倒的に手ブレ補正は、アイビスペイントが優秀です。

左側の白黒絵がメディバン、右側のカラー絵がアイビスペイントで描いたものです。
5

色を塗ってしまったので、違いに気づきにくいかもしれませんが、線のブレがアイビスペイントの方がほとんど無いです。

メディバンは引いた線が素直にそのまま表現されている感じです。

逆にアイビスペイントは曲線を描きたい時にも、直線になってしまうくらい補正が強烈です(手ぶれ補正を10にすると)。

ですので、使い勝手には好みがあると思いますが、私はこれからペン入れはアイビスペイントでしていこうかと考えています。

色塗りはメディバンの方が使い慣れているので、メディバンで変わらずやっていきたいといったところです。

それではイラスト特訓頑張っていきます。
今回も閲覧していただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました